『分析哲学の現在』(世界思想社)が品切れになっていますね。
認識論と行為論について、日本の分析哲学者による論考が収録されており、
この分野に興味がある人は一読の価値があるかと思います。
分析哲学の現在 (SEKAISHISO SEMINAR―哲学の現在)特に田村均の「感覚する個人 センスデータ論批判と自然主義」は、
日本語で読める数少ないセラーズに関する解説文献です。
『経験論と心の哲学』がよくわからなかった人は、
本論考を読んでみて概要を掴んでから改めて挑戦するのが良いかと思います。
こういう分析哲学の個別分野についての日本語文献が、
もっと一般の人にもアクセスしやすい形で出版されるといいのですが。。。
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