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横溝正史『悪魔が来たりて笛を吹く』

横溝正史の『悪魔が来たりて笛を吹く』を読み返しました。
これぞ私の中の金田一耕助の原点ですよ。
実在の有名な事件を思い起こさせる導入部分。
過剰なまでにおどろおどろしい雰囲気。
戦争の爪あとを色濃く残す世界観。
不気味なオカルティズム。
芸術家の浮世離れした雰囲気。
今はなき貴族という階級。
密室殺人。
そして、危機に陥る名探偵。

何もかもが素晴らしく「ミステリー」をやっています。

私の中では、「これぞ推理小説!」という作品の一つですね。


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