漢字能力検定協会が、公益法人の癖に利益を得すぎだということで
いよいよ立ち入り調査が行われたみたいですね。
しかも財団法人・日本漢字能力検定協会は、関連企業に不透明な
業務委託まで行っていたと言う話です。
公益法人は税制上優遇されますから、利益を追求しない法人であるかどうかを
厳しく精査する必要があります。
その意味で、文部科学省が漢字能力検定協会に対して毅然とした対応を行ったことは、
かなり評価できると私は思います。
もっとも、今回の調査が遅すぎた可能性もありますけどね。
ともあれ、きちんと全容を解明し、しかるべき処置を行って欲しいものです。
せっかくの漢字検定ブーム・日本文化再発見ブームとでも呼ぶべき状況を
こんなくだらない事件で沈静化させたくありません。
漢検ブームの終焉なんていうシャレにならない状況に陥らないためにも、
早急に不透明な部分を解明し、国民に納得のいく説明をするべきです。
謝罪するならきちんと謝罪する。
そういう対応を積み重ねていかなければ、ブームは下火になってしまいますよ。
漢字検定