「薺」という言葉が検索キーワードランキングで上位に来ていました。
この漢字、あなたはちゃんと読めますか?
私は恥ずかしながら最初読めませんでした。
答えを言いますと、「薺」という漢字は「なずな」と読みます。
田舎暮らしの方なら知っていると思いますが、そこらじゅうに生えてます。
田んぼだとか、道端だとか。
別名ぺんぺん草とも呼ばれるやつです。
こちらの名前なら聞いたことくらいはありますよね?
何気に歴史は古く、麦栽培が日本に伝わったのと同時期に入ってきたと言われています。
ちなみに、春の七草のうちの一つでもあります。
若葉の部分が食べられるのです。
昔は冬の食料として重宝していたみたいですね。
春の七草ですから、七草粥に入っています。
今年の正月に食べた人も多いでしょう。
どんな味だか思い出してみてください。
・・・って、さすがにそれは無理かw
「なずな」という名前の由来は、
「夏無(なつな)=夏になると枯れる」ということからきているそうです。
もっとも、これには諸説あって、
「撫でたくなるほど花がカワイイ=撫菜(なでな)」という説も有力です。
薺